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「日本YA作家クラブ」会報【定期報告便】 201785日発行

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「日本YA作家クラブ」会員の皆様へ

 

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

「日本YA作家クラブ」9年目、下半期の

18回の会報をお届けいたします。

 

この会報は、総会の役割を兼ねております。必ず必須事項をご記入の上、

このメールにご返信して下さいますようお願いいたします。

リストの更新がある方は8月末までにお願いいたします。

 

※↓返信していただきたいこと。

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1】会員名 

 

2】著作リストの更新 なし / あり (ご記入ください)

 

 書名は省略せずに正確に書いてください。未刊行のものはご遠慮ください。

http://booklog.jp/users/yungadult ブクロク(Amazon)で表示されない書名は

登録できません。ご返信の前に必ず確認してください。

 

3】ご意見、ご要望、ご質問など、ございましたら。

 

 

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リスト更新がない方も受信確認のお返事をください。

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━━□ INDEX □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

◆著作リストの更新の際のお願い

◆情報ブログへの掲載について。

◆インタビュー第4弾実施中

◆報告・問い合わせ

◆会員の募集と告知について

◆その他のお知らせ

◆リレーエッセイ。第12回★梨屋アリエ

 

 

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◆著作リストの更新の際のお願い

 

著作リストは、ブクロクというサービスを利用しています。

http://booklog.jp/users/yungadult 

書名は省略せずにはっきり書いてください。8月末の時点で

未刊行のものはご遠慮ください。

ブクロク(Amazon)で表示されない書名は

登録できません。ご返信の前に必ず確認してください。

書名や作者名が不明なもの、情報不備のものは、登録いたしません。

(そっちで調べて載せておいてというのはご遠慮ください)

 

 

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◆情報ブログへの掲載について。

 

「日本YA作家クラブ情報bloghttp://blog.goo.ne.jp/yungadult

 

YA情報ブログには、YAに関する講演会やサイン会、講座などの情

報を掲載します。会員のYAに関する講演会やサイン会の情報を、

連絡係にお寄せ下さい。YAにかかわるものでしたら、

「日本YA作家クラブ」の関与にかかわらず掲載致しますので、どうぞお気軽に。

 

※掲載依頼の際にお願いしたいこと。

イベント名。開催日時。会場。募集対象。募集方法。締め切り。主催。

チラシがネット上で公開されていればそのURL

……などを、メールの本文に必ずご記入ください。

メールの内容をコピペしてブログに掲載できるように、

紹介文は画像だけでなくテキストでも併記をお願いします。

(そっちで調べて載せておいてというのはご遠慮ください)

 

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◆インタビューのコーナー、第4弾実施中

 

YA世代や作家や翻訳家を目指す人に向けた

会員へのインタビューコーナー

4弾のインタビューをすすめています。

201610月から逆五十音順に掲載をスタートしています。

ご協力をお願いいたします。

 

掲載月が近づきましたら、会員さんに個別にメールをお送りいたします。

予定している質問は、

・締め切り前や仕事が忙しい時によく食べているものを教えてください。

・中高生の頃の自分を漢字一字で表して、その理由を教えてください。

・これから作家や翻訳家を目指す人には、なにが必要だと感じますか?

 

 

 

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◆報告・問い合わせ クラブへの問い合わせ(2017年2月〜2017年7月)

 

今期はありませんでした。

 

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◆会員の募集と告知について

 

会員の皆さまにも、「日本YA作家クラブ」の告知のご協力を

お願いします。個人でホームページやブログをお持ちの会員さんは、

『日本YA作家クラブ』へのリンクをお願いいたします。

 

 

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◆その他のお知らせ

 

長期間会報への返信のない会員、メールが届かなくなった会員について

会員名簿から削除するべきかの判断が世話人の中で分かれています。

本人からの退会の意思がない場合、現在は名簿に残しております。

メールが届かなくなった会員について、サイトに名前を公表するなどの

対策を今後はとりたいと思います。

 

 

 

★リレーエッセイ募集。( ^^) _~~ φ(..)

 第19回会報(20182月)に掲載するエッセイを募集します。

テーマはYAに関することなら何でも。400字〜長文も可。

また、これまでの会報のリレーエッセイを受けた内容のエッセイも

募集いたします。

お寄せいただいた作品は臨時便や定期の会報に掲載いたします。

会報はホームページ上でも公開されます。

世話人から御執筆のお願いをすることがあります。

※原稿料はお支払いできません。無償でのご協力をお願いいたします。

 

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┃リ┣┫レ┣┫ー┣┫エ┣┫ッ┣┫セ┣┫イ┃

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12回★ 梨屋アリエ 

 

「YA小説を書いてみよう部」のその後とこれからの日本YA作家クラブのこと

 

 

前回「YA小説を書いてみよう部」実験のことを書かせていただきました。

「YA小説を書いてみよう部」http://yacafe.chagasi.com/bu/

予定通りに全6回を無事終了。アンソロジーを書くという目標も達成し、『加

賀谷って最近学校に来てなくない?』という表題で、な、なんと、自費出版

の文庫本を限定30部作りました。第一期は幸運にも「書ける人」が集まっ

ていたので、発表することにしました。

文庫本は57日の第二十四回文学フリマ東京の「金原ゼミ」のブースで扱

っていただき、完売。

部員さんに電子書籍に詳しい方がいらっしゃったので、その後、無料で読め

る電子書籍にいたしました。いつの間にか、一般人にも電子書籍が無料で作

れて、無料で配信できる時代になっていたんですね。

「YA小説を書いてみよう部2017YAアンソロジー『加賀谷って最近学校に来

てなくない?』の電子書籍のページは、https://bccks.jp/bcck/150319/info 

スマホでもパソコンでも、電子書籍用の器機でも読めます。さらに、紙の本の

形で読みたい方は、この電子書籍サイトで1冊からオンデマンド印刷で作れま

す(紙化は料金が発生します)。

わたしにとっては「YA小説を書いてみよう部」そのものよりも「便利な世

の中になっていた」ことの方で大変勉強させていただきました。

同人誌を作りたいけど予算がないというとき、かつて10円コピー機の出現

に衝撃をうけた昭和なわたしとしては、こんなお手軽に商業出版とそれほど

変わらないレベルで無料の電子書籍やカラーの表紙の文庫サイズの同人誌が

安価で少部数からしかもインターネットだけのやり取りで作れてしまうとい

うことにとても驚きました。

電子書籍からのオンデマンド印刷の利用の場合、読みたい人が個別に注文し

て必要部数だけその都度製本されたものを買うことになるので、作者側が刷

りすぎちゃって在庫処分に苦しまなくて済むわけです。

こんな簡単に作品が発表できて印刷もでき、webを活用して読者ができるな

ら、それができる若者はわざわざプロの作家になって商業出版しようと思わ

ないかもしれないな……なんて思いました。商業出版でないと作品が届かな

い読者がいるわけなので、同人はすみわけをしている(同人誌しか読まない読

者もいます)と思いますけれど、作品を知り合いに読んでもらって楽しく交流

したいタイプの人は、それが世に出す作品でありより多くの人に読まれる力

のある書き手であったとしても、満足しちゃうかもしれません。

色々な表現の仕方があってよいのだと思いますが、小説のメディアが分散す

ると馴染みのないものには読者がアクセスしにくい面もあるなあと思います。

学校図書館を利用する若い読者にとっては、図書館の紙の本もタダで読める

小説ですし、ネットの同人小説もタダで読める小説です。もしかしたら、そ

こには出版にかかわる大人が考えているほどの違いはないかもしれません。

 

2009年にスタートした日本YA作家クラブ、会員のみなさまのおかげで

これまで継続してきました。しかし世話人の、というか言い出しっぺの梨屋

の力不足と見込みの甘さがあり、当初イメージしたような活動に至っており

ません。2009年に比べるとホームページやSNSを持つ人が増え、個人で

情報発信する方が増えました。日本YA作家クラブへの問い合わせやサイト

へのアクセスもここ数年でかなり減少しています。情報を更新しても、会員

さんのブログでのご紹介やツイッターなどでの拡散もほとんどなく、見てく

れる人がいないのでPRの役割を果たせずにいます。日本YA作家クラブは

YAをPRするのが目的の会です。もう一人の世話人の金原氏に相談し「こ

のままでいいじゃん」的なお返事をいただいていたため低空飛行でこの4、

5年ほどもやもやしたまま、とりあえず10年はやるか……と考えてきまし

た。

そこで、10年を区切りに日本YA作家クラブを終了するか、10年きっか

けに余力のある会員の方や一般の有志にボランティアでご協力いただいて活

動内容を再考しメンバーを増やして継続するか、どっちかにしたいと考えて

います。

日本YA作家クラブはYAをPRするのが目的の会です。それなりにYAは

浸透し各所の情報も増えて日本YA作家クラブの一定の役割は果たしたと考

えるか、「だれか助けて〜!! こっちも見て〜!!」と叫び声をあげるか。

叫んでも、今の状態ではだれも答えてくれないかもしれませんけれど。いや

いや、これからでしょ!! YAは浸透してないでしょ! 誰かが言い続け

なきゃダメでしょ! と声をだす元気のある方がいらっしゃれば、会として

どんなことができるのか(お金をかけずに)、どんな働きかけをしていった

らいいのか、相談に乗ってください。会を作るならライフワークにするつも

りで取り組まなければいけなかったんだという反省もあり、こちらの不調や

対人関係を結ぶことが不得手なこともあっていっぱいいっぱいな部分もあり

……の今日この頃です。一緒に考えてくださるかた、ご意見お待ちしていま

す。

 

 

 

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「日本YA作家クラブ」会報 201785日発行

代表世話人。金原瑞人、梨屋アリエ(敬称略五十音順)

 

日本YA作家クラブ

http://jya.iinaa.net/

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連絡係 ありりん